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2016.09.26 更新

日本子ども虐待防止学会 日本財団スポンサードセッション 「子どもが家庭で育つ社会に向けて」のご案内

日時:
2016年11月25日(金) 16:15-17:45
場所:
大阪国際会議場10F 1003(グランキューブ大阪 大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51)

日本財団は日本こども虐待防止学会でスポンサードセッションを実施いたします。
※このセッションに参加するには日本子ども虐待防止学会への参加が必要になります。スポンサードセッションへの申し込みは不要ですので、当日直接会場にお越しください。
日本子ども虐待防止学会への登録はこちらから
「子どもが家庭で育つ社会に向けて」
~英国バーナードホームにおける家庭養護への転換に学ぶこと~

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英国のバーナードホームでは1866年に設立され、かつでは大規模な孤児院を数多く運営していました。しかしイギリスでは1970年代に施設の解体がすすみ、代わりに家庭での養育が推進されるようになりました。バーナードホームは1989年に最後の大規模施設をクローズし、バーナードス(Barnardo’s)に名前を変えました。現在は里親支援、養子縁組、障害児支援などで、年間20万人の子どもにサービスを提供する英国で最大規模の非営利団体です。現在の英国では社会的養護を必要とする子どものうち75%が里親家庭で暮らしており、11歳以下の子どもはすべて施設ではなく家庭で暮らしています。
一方、わが国では現在でも施設養護が85%、家庭養護が15%と施設で生活する子どもが大半をしめる状況にあります。しかし今年6月に公布された改正児童福祉法では、子どもを家庭と同様の環境で養育することが原則となりました。この法律の理念を実現することを目指して、バーナードスの前代表(CEO)のロジャー・シングルトン卿をお招きし、英国の施設を運営する団体が、家庭養護の推進にどのような役割を果たしてきたのかを学びます。

主催:日本財団
協力:ルーモス

基調講演:ロジャー・シングルトン卿(バーナードス元代表)
座長:高橋恵里子(日本財団 福祉特別事業チームリーダー)
指定発言:上鹿渡 和宏(長野大学准教授)
藤林武史(福岡市こども総合相談センター所長)
このセッションには日英同時通訳がつきます。

ちらしはこちらから→日本財団スポンサードセッション(PDF)

ロジャー・シングルトン卿
ロジャー卿は、1960年代より弱い立場にある子どもと家族を支援する実践者、管理職、政策立案者、政府のアドバイザーとして尽力してきました。バナードス(児童福祉チャリティ団体)では、最高責任者として20年間勤務し、その間、被虐待体験を持つ弱い立場におかれた子どもを大規模入所施設から家庭養育(里親委託や養子縁組)へ転換する大変革を主導し、成し遂げました。児童福祉施設や乳児院を閉鎖し、障がいのある子どもの大規模な医療施設からの退所を実現しました。さらに、政府が設立した子どもの安全委員会の最高顧問や子どもへの深刻な犯罪及び不適格者が将来にわたって児童福祉の職務に就くことを防止するために設立された国の独立安全保護組織の委員長なども歴任してきました。現在は、ルーモスの常務及び児童保護における専門コンサルタントとしての責務を果たしています。その功績により、女王から2度の表彰を受け、2005年にはナイトの称号を与えられました。

バーナードス(旧バーナードホーム)とは
バーナードス(旧バーナードホーム)はイギリスで1866年に設立され、かつては大規模な孤児院を数多く運営。しかしイギリスでは1960年代から施設の解体がすすみ、代わりに里親や養子縁組など家庭での養育が推進されるようになった。バーナードスは1989年に最後の大規模施設をクローズし、現在は、里親支援、養子縁組、障害児支援等で、年間20万人の子どもにサービスを提供する英国最大規模の非営利団体。