サポーター宣言

ハッピーゆりかごを応援しよう

サポーター宣言

NPO法人Fine(ファイン) 理事長

松本亜樹子

「もっと早くこの方法を知りたかった」。つまり、子どもを持つには、多様な選択肢がある、ということを。自分が出産することがかなわないのなら、そして、親を必要とする子どもがいるのなら、わが子として迎えて慈しみ育みたい、と。私たちの周りには、そうやって素敵な家庭を築いている人たちが、何人もいます。

NPO法人Fine(ファイン)~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~は、不妊体験者による不妊体験者のための自助団体です。子どもがなかなか授からず、つらい思いをした人はみんな仲間、というコンセプトのもと、さまざまな活動を行っています。メンバーの中には、不妊治療真っ最中の人はもちろん、治療を経て子どもを授かった人もいれば、治療を卒業し夫婦で暮らしている人もいます。そして養子や里子を迎えて家族で楽しく暮らしているメンバーもいます。その「養子や里子を迎えた人」が口々に言うことがあります。「もっと早くこの方法を知りたかった」。つまり、子どもを持つには、多様な選択肢がある、ということを。自分が出産することがかなわないのなら、そして、親を必要とする子どもがいるのなら、わが子として迎えて慈しみ育みたい、と。私たちの周りには、そうやって素敵な家庭を築いている人たちが、何人もいます。
しかし日本では養子や里子を望む人々にとって、情報が不足していると言わざるを得ません。どうすれば子どもを迎えることができるのか、相談する窓口はあるのか、どういった手続きが必要で、どれぐらいの時間がかかるのか。本当に子どもを迎えることができるのか、などなど。ロールモデルも少なく、実際に子どもを迎えた家族の日常が見えづらいことも不安材料の一つになっているようです。
子どもを望むカップルと、愛情いっぱいに育ててくれる親を必要としている子ども。求めあっている人々がこんなにいるのに、この引き合わせがうまく行っていないことは、日本における社会的養護の大きな課題の一つと言えるのではないでしょうか。
このハッピーゆりかごプロジェクトで、一組でも多くの幸せな家庭が築かれるよう、心から応援しています。

長崎県長崎市生まれ。東洋女子短期大学(現東洋学園大学)卒業後、フリーアナウンサーとして活動。後進育成から人材育成に興味を持ち、企業における人材育成・研修等、活動の場を広げる。研修講師として活動する中で、個々の可能性を広げる「コーチング」に出会い、認定コーチ資格を取得。コーチとしての活動も開始する。また、結婚後体験した不妊の経験を活かして友人と共著で本を出版。それをきっかけとしてNPO法人Fine(~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~)を立ち上げる。現在は理事長として法人の事業に従事するとともに、コーチ、企業研修講師、フリーアナウンサーとして活動中。