サポーター宣言

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サポーター宣言

朝日新聞GLOBE記者

後藤絵里

1人でも多くの子どもたちが幸せな家庭と出会えるよう、私たちに何ができるか、一緒に考えてみませんか。子どもが幸せな社会は、誰もが幸せになれる社会だと思います。

生みの親と暮らせない子どもと、血のつながりのない夫婦とが親子となる「特別養子縁組」について詳しく知ったのは、3年前に朝日新聞の日曜版「GLOBE」で、養子縁組に関する特集を担当したのがきっかけでした。そうした制度があることはおぼろげに知ってはいたものの、ふだんの生活で話題に上ることはほとんどありませんでした。養子大国と言われるアメリカの事情を取材し、制度の意義を知り、養子縁組で家族となった人たちの話を聞いて、「なぜ日本では、養子縁組について、これほどまでに語られてこなかったのだろう」と思いました。もっとこの制度は知られるべきだし、生みの親と暮らせない子どもたちは、その親に代わって愛情を注いでくれる庇護者と出会うべきだ――。日本で特別養子縁組が普及することの障害は、制度の壁以上に、人々の意識(パーセプション)だとも感じました。

すべての子どもは幸せに生きる権利があります。一方で、子どもは親を選べません。もし、偶然生まれついた親が何らかの事情で子どもを育てられないとしたら、誰が彼らの権利を保障し、幸せになる道筋を整えてあげるのでしょうか。それはこの社会で共に生きる、すべての大人の責務ではないでしょうか。

ハッピーゆりかごプロジェクトは、児童養護行政にかかわる人たちだけでなく、会社員や起業家、主婦、学生さんまで、幅広い年齢、肩書の人たちに参加を呼びかけています。1人でも多くの子どもたちが幸せな家庭と出会えるよう、私たちに何ができるか、一緒に考えてみませんか。子どもが幸せな社会は、誰もが幸せになれる社会だと思います。

経歴: 1992年 朝日新聞入社。西部本社社会部、東京経済部、AERA、土曜版「be」編集部などを経て2010年10月からGLOBE編集部。 過去には沖縄の基地問題や日米混血児の教育問題などを取材。2011年11月にGLOBEで「養子という選択」を特集。 以来、このテーマを継続して取材している。